Wednesday, December 06, 2006

滝沢馬琴論 乗法群世界

高田衛著 滝沢馬琴による

百年以後の知音
自分は百年後にしか理解されない
本人がそういっている

勧善懲悪を唱えながら
ケチでしつこく 小心で陰険
二面性のある本人

どういうことだろう
彼は人間をありのままにそのものを受け入れていた
紫式部もそうだし芭蕉もそうだ
つまり日本文化の伝統

善が悪を滅ぼし天国を作る八犬伝
これは加法群
だが悪を排除しないで生きる
乗法群の世界
そこには愛しかない

お上をコントロールしながら
人間を生きる
これは加法群+乗法群=環論

滝沢思想は人間世界のグランドデザインであった
百年後の日本の進路が記されていた!
紫式部は千年前に日本の進路を書いた!

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